技術技能講習センターにおける職長教育
建設現場で一生懸命に働く大勢の労働者を直接指揮する点で、大きな責任を委ねられているのが職長と呼ばれる人です。
職長は、まさに各労働者の健康や安全を確保する面で大変重要な立場にあると言うことができます。
このような責任上、事業者には職長に安全衛生責任者教育を施す義務があることが労働安全衛生法により規定されています。
リスクアセスメントを含む安全衛生責任者教育の講習は、神奈川県横浜市、東京都練馬区、千葉県千葉市の登録教習機関である技術技能講習センターで開催されています。
それぞれの会場における講習とも全て受講料は13,500円で、その他にテキスト代として1,300円が必要です。
加えて、平成3年1月21日付基発第39号に基づいて、安全衛生責任者教育の再教育が行われることになりました。
対象となっているのは職長教育を修了して5年以上が経過した職長で、5年ごとに再教育を受けることによって、能力向上をより一層充実させることになります。
この再教育のための講習も、東京都・神奈川県・千葉県にある技術技能講習センターで受講することができます。
その際に必要となる受講料は8,000円、テキスト代は760円です。
FAXもしくはホームページからの申し込みを行うことができますし、書き替えの申請や紛失時の再交付の申請も可能です。
その際、電話で申請書を請求することもできますし、申請用紙のPDFをダウンロードすることもできるでしょう。